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「結婚指輪は一生着けるものだから、傷が気になる」——店頭でいちばん多く聞く不安です。結論から言うと、ノイシュプールの木洩れ日の槌目(形状加工名:ヴィンテージ)は、6種の形状加工のなかでも傷が目立ちにくい仕上げのひとつ。理由は、職人がフリーハンドで打ち込んだ細かな凹凸にあります。
このコラムでは、槌目が傷に強く見える仕組み、5年・10年でどう表情が変わるのか、それでも気になったときの直し方(新品加工・再仕上げ)と費用の考え方を、保証制度とあわせて整理します。
鏡面(ノーマル)は、なめらかな面が光をまっすぐ返す仕上げです。だから輝きは強い反面、表面についた細い線傷も光を乱して見えやすい。対して槌目は、表面がもともと無数の小さな凹凸でできていて、光をあちこちに細かく散らしています。
そこに日常の小傷が加わっても、凹凸のひとつとして景色に溶け込む——これが「傷が目立ちにくい」の正体です。ノイシュプールの槌目は型押しではなく職人の手打ちなので、打ち跡の深さやリズムが不揃い。この不揃いさが、傷をなじませる余白になります。
槌目は「完璧すぎない」仕上げです。使ううちに角がわずかに丸みを帯び、手になじみ、小さな傷は打ち跡の一部として景色に変わっていきます。新品の時より光がやわらかく落ち着いて見える——これが槌目の経年変化で、ノイシュプールではそれを「ふたりの時間の記録」と考えています。
一方で、ぶつけ方によっては目立つ打痕が残ることもあります。その場合は、次に説明するキズ取り(新品加工)や、槌目の打ち直しで整えられます。
ノイシュプールは永久保証です。ご購入時に発行するワランティカードで、サイズ直しまたはキズ取り加工(新品加工)のいずれかを初回のみ無償でご利用いただけます。何年経っても、お好きなタイミングで使えます。
2回目以降は有料で、料金は仕上げの内容によって3パターン。新品加工(キズ取り)はパターンA(形状加工なし)¥7,700、パターンB(形状加工あり)¥8,800、パターンC(形状加工あり+つや消し)¥9,900(いずれも税込参考)です。木洩れ日の槌目の打ち直し(再仕上げ)に対応する店舗もあり、表情をふたたび刻み直すこともできます。
「とにかく傷を気にせず着けたい」ならヴィンテージかムーン。「光の表情が欲しいが派手すぎるのは避けたい」ならヴィンテージかトゥリー。「婚約指輪はダイヤを引き立てたい」なら鏡面を選び、結婚指輪だけ槌目にする——そんな組み合わせも定番です。同じデザインでも、おふたりで別々の加工を選べます。
迷ったら、店頭で鏡面と槌目を隣に並べ、指にのせたまま手を動かしてみてください。窓際と室内灯の下で光の散り方を見比べると、どちらが自分の毎日に合うか、はっきりわかります。